12.コンセプト設定についてさらに詳しく

こんにちは。
岐阜の激安ホームページ制作会社K&Kスタジオの“ブログ”を担当しております、格安太郎でございます。
前回は、「コンセプト設定」を具体的に考えていきました。
さてここでわたしたちがいつも普段何気なく使っている「考え」についてこの場をかりて考えていきたいと思います。
ブログでもそうですが、なにか考えを述べ伝えるということは単純なようで、複雑怪奇にもつれて入り組んでいます。
ある事柄を説明するにはさまざまな手法があります。
例えば「ホームページ」について誰かに分かりやすく伝えるためには、AがあってBがあり、BのあるがゆえにCといったかたちで論理的に進めていかなければ、誰も理解すること、つまり「納得する」まではいたらないわけです。
事実を列挙していっても、それの根拠は?と問われて答えられなければ、その事実自体が矛盾に満ちたものになってしまい、事実が自然乖離していくことになります。
根拠とはすなわち、事実に対する、もうひとつの事実を述べ立ててその関係性を構築していくことで全体となっていくのです。
ホームページとは「岐阜で活動する企業の魅力を伝えるため」や「いまよりもっと売上を上げるため」といった目的があるわけですが、その目的に対しても、「インターネットがこれだけの利用率があります」や「時代を通した情報収集の方法の編纂」を根拠として持ち出して、また、新たな事実をつぎつぎに提示していくのです。
そして、いつか岐阜でホームページを探されている顧客様が最終的に、つきあたるようなある事実に対して、「納得」をした場合のみ、『購入』といった結果にいたるのです。
では、考えを述べつたえるためによくレポートや論文などでつかわれる、「考察」といった言葉を考えてみましょう。
考察とは、すなわち「ある仮説を立ててそれをさまざまにテストをしながら実証しつつ、その結果でえられたものを、自分で改めて考えとして原因把握をしつつ述べていくことです」
さてほんとうはここで考察をもっと詳しく説明したいと思うわけですが、このブログを厳密なものとするために、先程述べたレポートと論文の違いをご紹介しましょう。
レポートとは「ある資料」や「提示された状況」に対する自身の考えを述べることです。
レポートは、ある現象に対する視点や論点が何よりも大切であり、その基本となる論点から、調査や学習を通じて、論理的自らの考えを完結にまとめていきます。
論文とは、レポートよりも大規模であり、全体をある『仮設』に基づいて『新しい発見』を提示するものです。
論文はとにかく、新しい発見を実証していく場なのであり、自分の考えを仮設をひとつずつ証明していきながら、理論をまとめていくものになります。
今日はここまでです。ありがとうございます。