59.日本の経済体制
こんにちは。
岐阜にて、『格安ホームページ』をとことん突き詰めて、よりよいホームページを皆様に対してお届けしている、激安ホームページ制作会社K&Kスタジオ。
そのK&Kスタジオで“ブログ”を担当しておりますのが、わたくし格安太郎でございます。
安さのことを色々考えてきたので、今回は日本の経済体制の根本について考えていきたいと思います。
日本は「資本主義」です。
資本主義とは、一言で言えば「自由な競争力を持つ経済体制」のことです。
私たちの社会では、働いた分だけ、その労働力に応じて、報酬を得ることができます。
ホームページ制作会社で働いている私も、会社のために働くことによって、「賃金」をえている。
そして私が今このブログを書いているのも、一つの「労働」であり、私の「労働力」を会社に売っているわけです。
さて自由経済の本質としては、「モノの価格」というものがありますね。
あなたがホームページを欲しいと思ったときに、タダで手に入るなんてことは資本主義経済の中ではありえない話です。
いくらかのお金を払うことによって、あなたが欲しいと思っていたホームページ(使用価値)が手に入るわドライブ です。
そしてもの価格は通常、市場の競争力によって、安いや高いが変動すると言われています。
1000円くらいの予算で昼ごはんが食べられる飲食店もあれば、10000円出すことでより質の高い昼ごはんを食べることができる飲食店も存在する。
同じ飲食店でも、ものの価格によって、出てくる商品もサービスも変化してくる。
つまり安ければそれなりの価格と質のものが。あるいは高ければそれに応じた質が売れられる。
そしてもの価格は需要と供給のバランスによっても変化してきますし、そのお店で働いている従業員も会社の業績に応じて、報酬が高い人もいれば、安い人もいる。
このように考えると資本主義は、とにかく「変動」ばかりしていますよね。
だから実力主義であるとか、格差社会が生まれてくるのです。
マルクスは『国富論』という経済学史上最大の古典を著したアダムスミスの考えを痛烈に避難しています。
つまり資本主義批判が資本論のないようなわけですが、その本質というのは「資本」とは「無限に自己増殖する価値運動である」ということです。
通常、資本とは、ある元手となる貨幣を投資することで、続いてそこで得たものをまた新たに投資して、利益を産みます。
つまり貨幣は商品になり、続いて利益という余剰が生まれるわけです。
人間の欲望がある限り、この余剰・価値を求めて、無限に自己増殖していくわけです。そこには歯止めが聞かない。
今よりもっとという気持ちで市場に参画することで、どんどん自分が豊かになっていくわけで、剰余価値を求める運動こそが、資本主義の本質になるわけです。