61.安さ3
こんにちは。
岐阜にて、『格安ホームページ』をとことん突き詰めて、よりよいホームページを皆様に対してお届けしている、激安ホームページ制作会社K&Kスタジオ。
そのK&Kスタジオで“ブログ”を担当しておりますのが、わたくし格安太郎でございます。
ものの価格は需要と供給のバランスで決まります。
それは今までのブログでお話ししてきました。
日本は資本主義ですから、モノを売りたいと思っている人、そしてモノを買いたいと思っている人、両者が自由に取引することができるます。
つまり市場経済な訳で、これこれをしようと計画的な経済活動をする社会主義のような、「国があまり入り込まない」と言う特徴があるわけです。
よく経済体制という言葉を聞いたりすると思いますが、機能としては2つ「生産」と「分配」があります。
経済の循環には生産があり、分配があり、消費があります。
生産とは、「ある商品(財・サービス)が、取引や取引の対象となり、それらを生み出す活動」のことを言います。
続いて分配とは、生産者と消費者がいますが、両者が生産物や労働力などの商品を自由に取引する市場で、商品を売買して分配することを言います。
安さのお話を長くしてきましたが、安くなりすぎる市場はとても劣悪であるといえます。
というのも、上記で述べてきた市場原理が“限りなく商品を安くすること”に走り過ぎると、労働市場、つまりパートやアルバイトなどの非正規雇用を増やすことになり(というのも労働を安く買おうとするため)人的コストを抑えることで価格の安さへと還元することもできるからです。
そもそも安さを売りにしている会社の仕組みとして、企業の従業員と大半が非正規雇用であることが多いです。
さらに価格競争は、「消耗戦」になりがちであることからも市場が劣悪となってしまうでしょう。
ホームページ制作会社の中にもいますが、価格を値下げすればするほど、制作会社自体が経営が持たなくなり、人件費も削らなければならないということへ繋がり、ひいては低い品質のホームページを売りかねないことにもなります。
また安売りには大きな落とし穴があることもあります。
消費者が安い商品に集まってくるときには、価格に対して反応しているだけになってしまいます。
つまり、顧客がお店に集まってくるのは、価格という魅力のみの牽引力が働いていると考えられるのです。
コストを抑えようと努力するということは、あらゆるマイナス面が顕在化することになります。
例えば人件費を削ること、また短時間で作業をしようとするので、技術力を落とすことになります。
ようは、相対的に製品の品質低下に繋がりかねないということなのです。
価格競争に陥らないようにするには、適正な価格設定が大切になってきます。